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ガダルカナル島戦没者遺骨収集について


ガダルカナル島には、戦後52年を経た今もなお、多くの日本兵の遺骨がジャングルの中などに眠っています。全国ソロモン会では昭和43年以来、遺骨収集を継続して行っており、平成9年も3月にガダルカナル島に遺骨収集に行って参りました。

平成9年3月5日から同14日までの10日間、ガダルカナル島戦没者の遺骨収集及び調査のため厚生省3名、遺族会1名、戦友会2名計6名が応急派遣員として、また現地において男性3名、女性3名計6名のボランティアが参加しポハ川上流地区、ママラ川奥地の収骨、焼骨、及び調査を行った。

 今回は特に雨季のためその心構え、個人装備、団装備に万全を期した。
 現地は夜間の豪雨に比して昼間は降雨が少なく、短期間であったが初期の目的を果たすことができた。
 しかし、収骨調査地のぬかるみ、川の増水により作業に困難を極めたが、団長(厚生省職員)の適切な指揮、統率により団員、ボランティア、現地作業員一致協力して収骨、調査に当たることができた。
 特にボランティアの参加者は英語、現地語が堪能で、現地作業員、部落民との意志疎通に重要な役割を果たし、ポハ川上流地区4柱、ママラ川奥地6柱、計10柱を収骨し、ソロモン博物館保管14柱、現地住民保管3柱計17柱を受領し、合計27柱を日本に奉還することができた。

日程は以下の通りでした。

日数 月日 行動
3/5水 成田発 19:40(JL775)         (機内泊)
3/6木 ブリスベン着07:20 ブリスベン発21:15(IE701)

ホニアラ着 01:15           (ホニアラ泊)

3/7金 在ソロモン日本大使館表敬及び打ち合わせ

現地関係者との打ち合わせ       (ホニアラ泊)

〜9

3/8土〜

3/13

ガダルカナル島

1班 遺骨収集作業及び焼骨(ポハ川上流)

2班 遺骨調査、収集及び焼骨(ポハ川上流・1班とは
                      別地区)

3班 遺骨調査、収集及び焼骨(ママラ川)

遺骨封印              (ホニアラ泊)

10 3/14 ホニアラ発02:10(IE700)ブリスベン着04:20

ブリスベン発09:30(JL776)成田着19:20

 

ガダルカナル島は昭和27年以降戦没者の遺骨収集が行われ、今回も含めて13,946柱の遺骨が収集されました。

これは偏に日本政府、ソロモン政府関係機関、民間機関、心ある有志の理解と協力のお陰であります。心から感謝しております。

しかし、22,000名の戦没者のあった同島です。未だ多くの戦没者が人知れぬ山野に眠っておられます。

何らかの端緒で収骨されない限り永遠に異国の地で眠ることになります。今後も現地情報を重視し積極的に収骨、調査することを要望いたします。

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